葉酸が妊婦と胎児に良いというのは、広く知られています。

周りにも、妊娠前から葉酸を積極的に摂り、妊娠中も・授乳中も続ける人が増えています。
妊婦

では、妊娠したら葉酸は、たくさん摂れば摂るほどいいの?

結論から言いますと、違います!

 

葉酸が、いくら体に良い栄養素だとしても、摂りすぎはおススメしません。

1人1人の体質によって、葉酸の需要量も違ってきますので、まずは自分の体質を良く知ることが大事です。

 

特に、妊婦さんは葉酸の摂りすぎに、注意すべきです!

妊婦が葉酸の摂りすぎに、注意が必要な理由は?

妊婦にとって、葉酸は素晴らしい栄養素です!
葉酸を摂取することで、妊娠中の身体に不足がちな・ビタミンやミネラルなど豊富な栄養素を補給し、免疫力を高め・貧血や栄養不足・その他の様々な不調を防ぐことができます。

 

胎児にとって、葉酸は命を守ってくれる成長剤と言えます!
胎児が葉酸を摂ることで、脳や脊椎を形成する神経管閉鎖障害の発症リスクを大幅に低減し、正常な発育をサポートしてくれます。
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神経管閉鎖障害とは?

妊娠初期に起こる先天的な異常です!

先天的に、脊椎がうまくくっ付かなかったり…
脳に腫瘤(しゅりゅう)のある脳瘤や、脳が発育しない「無脳症」を起こします。

 

1998年の日本は、1万人の新生児の内神経管閉鎖障害が6人という割合で発症したと報告されており、アメリカや中国などの10カ国は、早くから妊婦に積極的に葉酸を含む食品やサプリメントを摂るよう推奨してきました。

 

日本も厚生労働省が葉酸の摂取を推奨してから、近年は葉酸のメリットや効能が広く知られ、服用する妊婦や女性が多くなりました。

 

ただし、神経管閉鎖障害は葉酸不足の原因以外にも様々な要因があるので、葉酸摂取はあくまで発症リスクを低くするだけであって、完全予防ではありません。

葉酸摂取で、注意すべき点は?

胎児の正常な発育をサポートしてくれる葉酸ですが、たくさん摂れば胎児がもっと速く・丈夫に発育することではありません!

 

専門家によると、妊婦が規定量以上の葉酸を摂り過ぎた場合、胎児のビタミンB12欠乏による障害や異常の診断が困難になるため、必ず医者の指示に従い・規定の量を飲むことをおススメします!

危険にならないための、対策とは?

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対策として、厚生労働省が推奨する、葉酸の摂取量をきちんと守ることです!
母子手帳にも記載されている通り、妊婦の葉酸摂取量は0.44mg/日です。
特に医者からの指示がない場合は、この規定量を超えてはなりません!

 

他にも、成人の人は0.24mg/日、授乳期は0.34mg/日と規定しており、多くても1日1mgを超えてはいけません!

葉酸は水溶性なので、多く摂ってもおしっこで体外へ排出されるため、仮に一時的に多く摂ってしまっても、すぐに何か病気になるわけではありません。
しかし、余分な葉酸を排出するの負担が腎臓にかかります。
妊娠中は腎臓に負担をかけやすいので、葉酸サプリなどで葉酸が多くなりすぎないようにコントロールするべきでしょう。

葉酸サプリを摂っても不安だと言う方は、葉酸サプリの量を増やすのではなく、日頃から栄養バランスのよい食事を心がけることで、有効な栄養素を摂るようにしましょう♪